97/10/30
  TascalWPC for Windows CE
  Version 0.20
  (C) Copyright 1997, TascalSoft. All rights reserved.

                                                    tascal@msb.biglobe.ne.jp
                                         http://www2r.biglobe.ne.jp/~tascal/

１．概要

  H/PC 用の壁紙チェンジャを作ってみました。プレビューで事前に壁紙にする
  ビットマップ(拡張子2bp)を確認できるので、壁紙の候補が沢山ある場合には
  画面のプロパティで変更するよりも簡単です。
  今回のバージョンから、アイコントレイへの常駐モードと、コマンドライン
  引数による壁紙変更機能を追加しました。


２．インストール

  H/PC Explorer などでプログラム本体(TascalWPC.exe)を H/PC の適当なフォ
  ルダにコピーしてください。


３．アンインストール

  H/PC 内のプログラム本体(TascalWPC.exe)を削除してください。
  現バージョンではレジストリは使用しておりません。


４．機能

  ■ プレビュー
  リストされているビットマップ(拡張子2bp)のファイル名をタップするとプレ
  ビュー画面で画像を確認することが出来ます。また、上下矢印キーで次々に
  画像を確認できます。
  ストレッチがチェックされていると画像がプレビュー画面に収まらない場合
  に縮小表示します。

  ■ 壁紙の変更
  ファイル名をダブルタップするか適用ボタンを押すことで、デスクトップの
  壁紙を変更します。この時タイル表示がチェックされていると、背景に並べ
  て表示します。

  ■ アイコントレイへの常駐と終了
  アイコントレイがチェックされていない場合、Enterキーまたはタイトルバー
  のOKボタンを押すと、リストで現在選択されているビットマップを壁紙に設定
  して終了します。Escキーもしくはキャンセルボタンを押すと直ちに終了します。
  また、アイコントレイをチェックすると、壁紙変更ダイアログを閉じてもアイ
  コントレイに常駐します。この場合、アイコンをタップするだけで、いつでも
  壁紙変更ダイアログ呼び出すことが出来ます。
  アイコントレイのチェックを外してダイアログを閉じるか、ALTキーを押しな
  がらタスクトレイ内のアイコンをタップすることで終了します。

  ■ コマンドライン引数の書式
  コマンドライン引数による壁紙変更機能を追加しました。この場合、壁紙の
  変更のみを行い直ちに終了します。他のプログラムから呼び出されることを
  想定したものなので、壁紙変更ダイアログも開きません。書式は以下の通り。

    [パス指定]TascalWPC.exe [-t] <ファイル名>

  -t が指定されている場合はタイル表示となります。例えば\Windowsフォルダ
  の default.2bp を指定する場合は次の様に指定します。

    TascalWPC.exe \Windows\default.2bp

  この例の様に、パス指定を省略する場合は、\Windowsフォルダなどの検索対象
  となっているフォルダに TascalWPC.exe をコピーして使用してください。


５．現バージョンでの制限事項

  自動壁紙チェンジャへの布石としてタスクトレイ常駐モードを追加しました。
  でも Windows CE の場合、常駐しなくても実現できそうです．．．(^^;

  次こそは自動壁紙チェンジャになる予定です。現在、仕様を検討中です。例え
  ば、あらかじめ設定されたスケジュールに従って壁紙を変更するといったこと
  を考えています。


６．履歴
  97/10/30 Ver 0.20
  ・コマンドライン引数による壁紙変更機能を追加。
  ・アイコントレイへの常駐モードを追加。
  ・起動時に現在の壁紙の設定をプレビューに反映するように変更。
  ・プレビューのストレッチをデフォルトに変更。
  ・二重起動を防止する様に変更。
  ・再描画でプレビューが消えてしまうバグを修正。

  97/10/14 Ver 0.10 初版

  本プログラムの最新版は http://www2r.biglobe.ne.jp/~tascal/ にあります。


７．利用及び転載について

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